2023/06/19
どうして成人映画館は潰れてしまうのか
静岡県沼津市にあった成人映画館が閉店してしまったらしいと知りました。
わたしが知る中ではキレイな成人映画館トップ3に入る(他は上野と浜松)ところでしたが、コロナ禍で休業してから復活する事なく、そのままフェードアウトしたっぽいです。
色々なサービス業を手掛けてる会社みたいなので、あまりお客さんが多くないのにあえて成人映画館を無理して続ける理由も無かったかもしれませんし、比較的キレイなので普通の映画館として使う道もあるかもしれません。
上の階にあるボウリング場の物音がガタゴトと聞こえてくるので普通の映画館として運営するなら防音をちゃんとしないといけないと思いますが、色々と使い道のある場所ではあると思います。
まーでも、成人映画館がどんどん潰れてしまうのは残念だなとわたしは思います。
普通の男の人が女装子とエロいことをするのを最初に経験する場所としては、結構無難な選択だとわたしは思います。
SNSとかで流れてくる写真みたいな若くてかわいい女装子が世の中にそんなに大勢溢れてるはずもなく、普通の女装子がどのへんのレベルなのかをリアルに確認できるし、どういうふうにエロいことをするのか周りの男の人達がやっているのをリアルに見て学べますし、そこに混じって初めての女装子とのエッチ体験を出来る可能性も高いので、入場料の1000円とか1500円くらいを授業料として経験できる都合のいい場所なのです。
最初から無料で成功できる方法があるならその方がいいけど、世の中そんなに甘くないって事で、特に横浜とか上野とかの映画館をデビューの場所とするのをわたしはおすすめしたいです。
ただ、そうは言いつつも成人映画館のお客さんも高齢化が進んでいて、20代は激レア、30代はキラキラ輝いて見える若者、40代はまぁまぁイケる、50代からがマジョリティみたいな年齢構成がデフォなので、そこまで強めにおすすめできるかというと、それもまた微妙でもあります。
だから映画館としても若いお客さんを呼ぶ努力をしないとマズいんじゃないですか?とも、かねがね思ってました。
それこそ20代はいつも入場料500円みたいにすれば若い子目当てのお客さんが増えてトータルで売上が増える、みたいな考えがあってもいいと思います。
成人映画館が普通のTOHOシネマズみたいな映画館と根本的に違うのは、売上のほとんどを入場料に頼ってる所です。
それでいて普通の映画館みたいに1作品見たら終わりではなく閉店までそのまま居られる仕組みだから、余計に儲からないのだと思います。
さらにそれにくわえて飲食とか物販とかをぜんぜん頑張ってないので、それじゃ経営がキツくなって当然ですよね?と、かねがね思ってました。
ガチで飲食をやろうとすると保健所の許可を取らなければ~とか、設備投資や食品ロスでむしろ赤字が~みたいな手間が出てくるので、レンチンで食べられる冷食を売るとか、フード系の自販機をたくさん用意して飲食でも売上を稼ぐのもいいと思います。
オジサンが女装子にプレゼント出来るような下着類の物販をやってみるとか、女装子がリアル店舗に行きづらいからここで買えるようにアパレルとかの物販もやってみたりして、もう少し工夫して欲しいと思ってます。
なんならわたしがプロデュースしてあげたいくらいです!
もっとも、成人映画館は一応映画館なのでエロいことが出来る場所として推すのは色々ダメなのもわかってます。
最近の横浜の光音座の館内にはわいせつ行為禁止の張り紙があちこちにあって、一応映画館としては容認してません的な体裁を整えている様子が伝わります。
たぶん警察から注意とか警告とかを受けているのだと思います。大阪の新世界地下も前はとても派手だったけど今はあんまり派手にやろうとすると劇場職員の方に怒られるらしいそうで、全国的に少し厳しくなってるっぽいです。
警察はハプニングバーとか乱交パーティの取り締まりとかにも無駄に頑張ってるらしく、その一環として成人映画館への注意を強めたり、台東区のエロいことをする施設に妙に関心を持ってみたりしてるのかもしれません。
だからいくら成人映画館の経営を上向かせるためとは言え大っぴらに成人映画館でセックスしまくろう!みたいなノリを打ち出すわけにもいきません。
なるべく若くて可愛い女装子がお客で来てくれるようにして、若くて可愛い女装子が映画を見てるといつのまにか隣にいやらしい男の人がきてエロい事をされてしまいました、みたいな慎ましい遊び方でじわじわ盛り上げていくのが今のところの良さげな方向性なのかなとわたしは思ってます。
とにもかくにも成人映画館がなるべく潰れないように、そして1人でも多くの人が成人映画館でエロい欲望を満たせるようになればいいなとわたしは願ってます。

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